構築紹介
コンセプト:トリックルーム + カイオーガ
今回の構築は、トリックルームを軸にカイオーガを運用する戦術です。
- トリル構築は読まれやすいものの、成功率は高め
- 「しおふき」「こんげんのはどう」の超火力で相手を制圧
相方にはブリジュラスやゴリランダーを採用し、それぞれが非常に優秀な役割を果たしてくれました。さらに、進化の輝石を持ったサマヨールの硬さは圧巻で、トリル始動要員として申し分なし!
そんなトリックルーム軸のカイオーガ構築を紹介していきます!

各ポケモン紹介

今回もバトメモで努力値などをわかりやすくしました。

カイオーガ
構築のエース。メガネで火力を上げて多くのポケモンを倒せるよう調整。ゴリランダーの「グラススライダー」やモロバレルの「きのこのほうし」が嫌なので、草テラスで採用。
基本トリルなので、S15くらいの個体値です。
ゴリランダー
先発エース。とつげきチョッキで耐性を上げ、「ねこだまし」でトリルを発動させるのを助けたり、グラスフィールド、はたきおとすなどできることは多い。「とんぼがえり」の盤面操作も優秀です。優秀なサポートアタッカーですね。
リキキリン
トリル要因(黒バド対策)。ノーマルタイプは必須と思い、先制技、ゴースト無効でトリル要因。サマヨールと差別化するため、HDブッパでの採用です。サマヨールの汎用性に比べると少し劣る。。。
ブリジュラス
後続エース。「たべのこし」+「持久力」で盤面に長く居座れるように。雨との相性やゴリランダー、カイオーガとのタイプ相性がとてもよいのでほとんど選出。Bが上がった場合はボディプレスも打てるように採用。
テツノブジン
ワイドガード要因。悟られにくいワイドガード要因と思い採用しましたが、出番は少なめ。トリルなので、素早さを捨てて、HA採用。ただもともと柔らかいこともあり、受け出すことは難しいポケモンでした。
サマヨール
トリル要因。しんかのきせきでHBブッパなので物理攻撃ではへこたれません。アストラルビットも少しは耐えることができるので、黒バドレックスにもなんとか対抗できます。テラスはゴースト技を透かせる「ノーマル」で採用。


立ち回り
基本選出と対策パターン
基本選出
- 初手:サマヨール+ゴリランダー
- 後続:カイオーガ+ブリジュラス
この4体の組み合わせがとにかく強く、トリックルームを軸にしながら高火力で制圧する戦略です。
対トリル白バドレックス(白バド)
相手がトリル白バド構築の場合、トリルを許してしまうと厳しいため、初手を以下に変更して対応。
- ゴリランダー+カイオーガ(トリル阻止)
これにより、相手のトリル展開を妨害しつつ、有利な状況を作り出します。
対黒バドレックス(黒バド)やカミイーユイ
- サマヨール → リキキリンに変更
黒バドやカミイーユイが相手にいるときは、トリル始動役としてサマヨールではなくリキキリンを採用。これにより、トリル展開の安定性を確保しつつ、黒バドやカミイーユイに対する耐性を高めることができます。
ワイドガード要因として「テツノブジン」も採用
次のシーズンでは要検討!
初動:おみとおし + 高特殊耐久ゴリランダー
- サマヨールの「おみとおし」で相手の持ち物を確認 → 立ち回りを想定しやすい
- ゴリランダー(HB特化)は物理耐久が高く、半端な物理技では落ちない
- 特殊技に弱いため、「ねこだまし」「グラススライダー」で牽制しながら立ち回る
- サマヨールは「まもる」も採用し、相手を惑わせながらトリル展開
▶ 理想の展開
トリル後、「のろい」や「とんぼがえり」で退場 できるとベスト。
ただし、サマヨールが「いたみわけ」で粘ると場持ちが良すぎて 無傷カイオーガの着地が難しい のが課題。
後手:無傷「しおふき」+ 物理耐久ブリジュラス
- 「あめ」+「こだわりメガネ」+ HP満タン「しおふき」の火力は異常
- ミライドン相手でも半分以上削るほどの超火力
- ワイドガードがない相手には一方的な制圧が可能
- ブリジュラスと並ぶと大半のポケモンを倒し切れる
- 「こだわりメガネ」のため、初手の技選択が超重要
- 「しおふき」を撃ち続けられれば圧勝
- 間違えると苦しい展開に
よく負けた相手
負けパターンのほとんどがこの2体にやられる構築。
1位:白バドレックス(白バド)
- 上から動かれると、耐性が弱いポケモンばかりなので「しろのいななき」発動後に一掃される
- テラスで対策しようにも、バドレックスの突破手段が乏しい
- 「トリルを張らせない or 速攻で処理」が必須
2位:テラパゴス
- 耐久が高く、カイオーガの「しおふき」で倒し切れない
- 相手の構築次第では、ジリ貧になることも
- 削りを意識した立ち回りが必要
▶ 対策案(要検討)
テラパゴス用に、突破力のある別のポケモン(高火力物理枠など)を採用するか検討
白バド対策に「先発カイオーガ+ゴリランダー」を採用するのはアリ
まとめ
理想の流れ
- サマヨールで相手の持ち物確認 → トリル展開 → 退場 or サポート
- カイオーガが無傷で着地し、「しおふき」で制圧
- ブリジュラスと並べて、一気に押し切る
課題
- 白バドレックスの「しろのいななき」対策が必要
- テラパゴスが重く、突破手段が少ない
次のシーズンでは、この2体への対策を考えつつ、構築をブラッシュアップ するのが良さそうですね!
結果
最高500位程、レート1700到達!
最終は2235位、レート1669.830でした。
前のシーズンよりは良い構築を組めた印象。レギュG次のシーズンも頑張ります。
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